わずか1週間で組織変革!?変化の激しい時代に強いOODAループとは?

2021/10/17

コロナ禍で確実な予測が難しくなっている今日、「変化が激しい時代」といえます。だからこそ、大きな失敗を回避しつつ変化に対して迅速かつ柔軟に対応できる必要があり、判断と行動の先送りが減るOODAループ思考が支持されるようになってきました。

しかし、「いまいち取り入れ方がわからない。具体例を知りたい。」だとか「PDCA式はもう古いらしいが、OODA式がなぜ圧倒的に早いのか知りたい」といった疑問が当社にも様々寄せられています。

そこで今回、当社が推奨している、OODAループ式によるTANREN構築支援術を通して、実際に1週間でOODAを取り入れる方法、さらにはそのメリット・デメリットなどを解説します。

OODAループとは

OODAループは、
・Observe(観察)
・Orient(状況判断)
・Decide(意思決定)
・Act(行動)
の頭文字を取ったものです。これをわかりやすく表現してみると、「みる」「わかる」「きめる」「うごく」になり、このループを回していくのがOODAループになります。

これはアメリカ空軍のパイロットジョン・ボイド大佐によって提唱されたもので、それをビジネスの分野に押し広げたものになります。

Colonel John R. Boyd, USAF, January 23, 1927–March 9, 1997

フェーズを詳しく見ますと、
「Observe / 観察」の段階では、よく観察し状況を分析します。視覚で行動をつぶさに見てデータを収集します。

「Orient / 状況判断・方向付け」の段階においては、得られたデータを元に状況認識を行い、判断を行ないます。

「Decide / 意思決定」の段階では、判断を元に、どのように実行していくのかを決めていきます

 最後に「Act / 実行」の段階に移ります。ここでは「意思決定」のフェーズで決めた事を行動に移します。

行動をすると、何らかの結果が返ってきます。今度はそれを再び「観察」することによって、ループを最初から始めていきます。これをぐるぐる繰り返すことによってOODAループが完成します。

OODAループのメリット・デメリット

OODAループのメリットは、状況を把握・分析してから意思決定と行動に移るため、非常に臨機応変な対応ができます。計画を練りにねって結局頓挫してしまうのを防げ、刻一刻と移り変わる情勢に対応しやすくなります。

よくPDCAとOODAの比較がされますが、まさにこの[状況に順応]するのが重要で、[自分の考えで、状況を変化させ続けること]が、PDCAとは大きく事なります。PDCAは言うなれば中央主権で100点満点を目指す方式のため、当初計画のPlanに沿ってなければなりません、この視点でOODAとは大きく異なります。

OODAは極論ですが、その結果がどういったものであっても構いません、状況をコントロールする為に、今の置かれた状態を冷静に判断し、大胆な行動を起こすことで、どんな状況下であっても自身のコントロール能力を失わないことが、不確実な時代でも勝てる必勝メソッドになるということになります。

反対にOODAループのデメリットは、ループをほぼ個人で回すため、組織全体の統制がしづらくなるという点があります。PDCAと比較すると、PDCAは皆が同じ計画を実行するのに対して、OODAは個人単位でループを回すものです。
ですので、「なんのために」「どうしてこれを」「だれがやらないといけないのか?といった全体のマインド形成がとても重要視されています。


出典;アイ&カンパニー・ジャパン代表  入江仁之様
 著書;[OODAループ思考[入門]――日本人のための世界最速思考マニュアル]より引用。

OODAループを導入する際は、必ず方針・ビジョンの共有などを行い、大きな方向性の中で、個人のスキルを高めていけるようにする事が重要です。

アイ&カンパニー・ジャパン代表 入江様は
01 ビジョン[Vision]
02 戦略[Strtegy]
03 行動戦略[Activities Directions]
04 メンタルモデル・感情[Mental Models and Feelings]
を策定し、社員間で共通認識を持つことが極めて重要と説かれております。

念頭方針や、企業理念。
代表・幹部組織が提示した目的・目標に沿って
組織がブレることないよう、自立自走していく集団であればあるほど
OODAの効力は最大化されるといっていいでしょう。

SYUREN/TANRENでOODAループ実践

当社が提供する、動画共有アプリ[SYUREN]と、パフォーマンス評価アプリ[TANREN]は、社内の優秀なナレッジを各サービスや接客スキル毎に共有動画にアップすることが可能です。
ここに上げられた動画は、最初の見本となる動画を意味してます。
まさに初期の伴走の際に、ここで[OODAループ]メソッドに沿って共有動画を戦略的に組み上げていくことを推進しております。

SYUREN/TANREN対応 [共有動画機能]

「Observe / 観察」の段階
見本となる動画をよく観察をしながら重要なポイントを自身にインプットしていきます。取り込み方法も様々で、全現場スタッフから一斉に回収することも、Youtube/VIMEOといった過去投稿した作品であっても、簡単に無駄なく埋め込み登録が可能です。

SYUREN/TANREN対応 [タイムスタンプ機能]

「Orient / 状況判断・方向付け」の段階
インプットしたナレッジをどう活用するかを考えます。タイムスタンプ機能が有効で、関わる全員で気づいたポイントを書き込み共有していくことが可能です。
組織ごとに視聴制限をつけることもできますので、部署単位でもっとも動画を有効活用してるチームから順に、最適な教育手法が掘り起こされます。

TANREN[ルーブリック評価機能] ※SYURENには搭載されてません。

「Decide / 意思決定」の段階
考えた内容を元に、どのタイミングで現場で活用するか考察していきます。パフォーマンス評価アプリ”TANREN”にはアウトプットを主体としたトレーニング機能が実装されておりので、課題の配信機能によって、対象者は練習動画をアップロード可能となってます。それに対し、指導者は遠隔で評価を実施可能で、その手法に[ルーブリック評価]を採用している為、再現性あるスキル教育が可能となってます。

TANREN[分析.csvダウンロード機能] ※SYURENには搭載されてません。

「Act / 実行」の段階
良質のインプット体験から得た、伸ばすべきスキル、改善すべきスキルが可視化されている為、現場の販売員、営業パーソンは様々な実践を通して、スキル向上が図れます。
1Q〜2Q〜3Q〜4Qと当社の徹底した伴走支援体制によって、アウトプット主体の営業育成の”型”が完成されていきます。
そしてTANRENデータベースには、育成に必要な全データが蓄積されていくので、「売り上げとの相関関係」や、「埋もれた逸材」が発見しやすくなります。

このようにTANREN株式会社では、動画を起点とし、社内外のナレッジから学び、自身のスキルを見直しながらスキルアップしていく方式を、[TANREN OODAループメソッド]と呼び、これを確立させました。

次回は、このOODAループにしたがって、どういった点に注目し、指導担当者は運用していけばいいのか?その要諦をご紹介したいとおもいます。