育成支援部 CA育成支援グループをはじめとする3事業部で採用、事業部合計 423IDが現在稼働。
導入目的 | 新卒/中途社員の大量採用に伴う早期戦力化 |
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課題 | 新人の早期業務キャッチアップ、主体的なPDCAサイクルの実現 |
導入後の効果 | ロープレ検定合格平均90%→96% 新人同士のノウハウ共有の活性化 |
〜背景〜
現在の人材紹介市場は活況だ、矢野経済研究所の2017年の調べによると「求人需要の拡大、紹介手数料単価の上昇継続によりプラス成長を確保したものの、人材確保難の影響から、伸び率は僅かに鈍化した。旺盛な人材紹介需要は2017年度も継続していることから、同市場規模は前年度比108.7%の2,500億円と、2016年度と同水準の伸長率を確保すると予測する。」とある。
リクルートキャリアCA育成事業部もその背景と同じく、毎月10-30名の受け入れがあり、育成部署はまさにフル回転状態が続いたという。
①トレーナーのレベルの属人化
育成部門が立ち上がる以前は、配属先の所属長の育成方針に従うことになっていたので、統一した教育水準までの引き上げが難しかった。
②育成期間中のPDCAサイクルも完遂難航
配属先の育成手法も、実地研修を主体とする為、アポイント状況に依存するので期間通りに計画の達成を促すことも難航した。
〜対策〜
そこで同社では、育成専門の部署を組織し
ICTを中心とした、研修を補助するツールによる業務効率化の検討を開始した。
その採用基準として、以下の機能を求めた。
ナレッジシェアアプリTANRENは、まさに短尺動画をモバイルクラウドベースでシェアする仕組みであった為、2016年01月よりトライアル導入された。
〜効果〜
成果が確実にあらわれたのは、新入社員の仕上がりの早さであったと言える。
期待した通り、集合研修以後の自身の営業ロープレ振り返りの効果は反響がよく実際に指導側からも、動画に対して直接フィードバックが入れられる事で指摘箇所の明確化、対象者の営業スキルの可視化と共有化が実現した。
結果的に、旧来型の研修ではロープレ検定合格平均90%だったのが、研修完遂後は96%と向上した事が特筆すべき結果であった。
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